今日は何もなかった気がするなら、まず「今日だけの」細節をひとつ探してみよう。時計の時刻、食べたもの、窓から見た風景、まだ残っているタスク。教訓をまとめる必要も、一ページ書ききる必要もない。具体的な一文が、記録になる。

四つの問いから一つを選ぶ
以下の文はあくまで例。自分の経験に置き換えてみてほしい。
| 自分への問い | 書けそうな一文の例 | 使えそうなイラスト |
|---|---|---|
| 今日、何を食べた? | 「角の小さな店で夕食を済ませた。」 | テイクアウトの袋またはコンビニ弁当 |
| 今日、何を見た? | 「窓の外は一日中灰色だった。」 | 曇り空の窓 |
| 今日、何を終わらせた? | 「洗った服がやっとハンガーに戻った。」 | 洗濯した T シャツ |
| 今日、何かを手元に残した? | 「この小票を見ると、あの外出を思い出す。」 | 購入レシート |
問いはイラストがなくても使える。挿絵は、どこから始めるかを選ぶ手がかりになるだけでいい。このコレクションの緩やかな濃灰の線と、小さなクリーム黄、グレイッシュパープル、霧がかったブルーの色面が、日常の器物をさりげなくページに浮かばせている。



一枚のイラストのページを試してみる
日付の近くに器物をひとつ置く。一文書いたら、そこで止めても構わない。半杯の水は「台所のテーブルで一息ついた」につながるかもしれない。本は読んで覚えているたったひとつの文に続くかもしれない。残りの余白は空けたままでいい。後で埋めなくてもいい。
未返信のメールや洗っていない茶碗も、ページに登場していい。終わらなかった事を書き留めることは、それでその日を判断するのとは違う。そのままにしておいても、明日やりたいことを付け足してもいい。
今日に合うイラストを見つける
コレクション · イラスト16点Nothing much happened today.コレクションを見るNothing much happened today には、16枚の日常の小物イラストが収められている。11:47を示す目覚まし時計、テイクアウトの袋、鍵のリング、使ったティーバッグ——その中から今日の本物の細節を思い出させてくれる一枚を選んで、自分の言葉で書き留める。どれだけ書くかは関係ない。
